春のある日、妊婦健診へ。
結果は私も何もなく、赤ちゃんも元気!
4Dエコーが撮れる病院にも行き、顔も見れて満足!
2日後、29w7d
なんとなくお腹が張るけど規則的ではないし、張りもそんなに強くない。妊婦さんならわかると思うけどこんなことはちょこちょこあるし横になることに。
だらだらしてたら寝てしまっていて23時ごろシャワーに入ってまた布団へ。
翌朝4時頃、お腹が痛くて目が覚めた…。
「まって、これやばい…結構痛い」
この痛さで去年の長女の時の陣痛を思い出した。
急いで隣で寝ている旦那を起こし、「これ陣痛かも、やばい、予定日まだなのに。早すぎる。どうしよう。」と慌てて自分の気持ちを伝えまくる。
「とりあえず病院電話しよう」と言われてハッとし電話すると
「入院準備はしなくていいから急いできて!」と言われ、携帯、財布、母子手帳、診察券くらいしか持たず寝ている長女を車に乗せ3人で病院へ。
病院では陣痛の波が来てると中々足が前に出ないくらいの痛み。
助産師さんに色々見てもらって、先生登場。
「もうここまで陣痛きてしまったら止めることができません。そして今日ちょうど30wなのでまだまだ赤ちゃん小さいです。ここでも産むことができません。赤ちゃんが生まれた時にすぐ対応できる病院に今から救急車で搬送します。○○病院と◇◇病院どちらがいいですか?」と、痛みもあるし、ここで産めないとか救急車とか、不安になる単語ばかり出てきて訳がわからない。
とりあえず1番評判のいい大きい病院を選び、すぐ救急車が到着したので運ばれた。
救急車に乗ってる時は10分くらいの距離なのに振動が痛すぎて30分以上乗ってる気がしました。
大きい病院に着いてからまた色々と付けてすぐ分娩台へ。
長女の時よりめちゃくちゃ痛くて、また過呼吸に。
ほぼ全開になったのに全然破水しなくて先生が破水させてくれました。パチン!といって助産師さんにガッツリかかってしまって申し訳なかった。そしてなんか痛かった。
「いきんでいいよー!赤ちゃん小さいからすぐ出ると思うから頑張ってー!」と助産師さんに言われ、確かに!!と思い、全力でいきむ。
出ない。痛い。燃えてる。
全然出ない。すぐ出るって話だったのに出ない。
出ないねってことで先生が出やすくなるように切ってくれた。
何度かいきんで30wの午前8時ごろ、1300g、40㎝の男の子が生まれてきてくれました。
私の気持ちは嬉しいよりも何よりも心配。
生まれてすぐ保育器に入れられて色々な管や酸素の機械をつけられ人工呼吸をしてもらいながら私の近くに来てくれました。
小さすぎる手を“ちょこん”と触ったその一瞬しか触れ合えずすぐNICUに行ってしまいました。
長女の時とは違い、お腹がパンパンになるまで入れてあげられなかった。
そしてもうお腹の中にいない。
産まれてすぐママとパパとも離れて1人でNICUに行かせてしまった。
かわいい、触りたい、抱きしめてあげたい、ごめんね、怖い、辛い、心配、この先の不安
いろんな感情だったけど、ほとんど自分に対してのマイナスな気持ちでした。
病室へ行くと4人部屋。
元気な赤ちゃんの泣き声が1日中聞こえる。みんな赤ちゃんと一緒なのに私だけいない。みんなお腹の中でしっかり大きく育てて産んだのに私は育ててあげられなかった。
ボーッとそんなことばかり考えていました。
看護師さんが部屋に来て、「もし体調大丈夫そうなら会いに行く?」と声をかけてくれました。
うれしくてすぐ行きますと旦那と一緒に歩いてNICUまで行きます。
手を洗って消毒をして、扉も全部手をかざすセンサーの自動ドア。菌を入れないようになっています。
NICUに入ると機械の音があちこちから聞こえてきます。赤ちゃんもたくさんいました。
自分だけじゃないんだと少し気持ちが軽くなった気がします。
「赤ちゃんこちらですよ」と案内されて息子のところへ。
小さすぎて、必死に息をしてて、なんとも言えない気持ちになります。言葉が出ません。かわいい。ごめんね。頑張れ。ごめんね。ごめんね。頑張ろうね。
泣きそうになりました
でも私が泣いてちゃいけないと思いました。
そしたら目の前が真っ白になって立ってられなくなり、病室まで運ばれました。
出産の時の出血量が550mlと多量だった為でした。
部屋でしばらく休み、起き上がってても大丈夫になったタイミングでもう一度会いに行き、そのままNICUの先生から息子の今の状況とこの先のことを説明されます。
先生から説明されたこと、経過の続きはまた次書きます。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!!
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